強迫性障害が治らない人の3つの共通点とは!あなたは当てはまっていませんか?
私は過去に強迫性障害に8年間も苦しめられていました。
実際に治すまでに、薬物治療、認知行動療法、森田療法、暴露反応妨害法
様々な治療法を実践しても全然良くなりませんでした。
結局、私は「意思を強くし、リカバリーマインドを身につける」ことで強迫性障害を完治させました。
私の体験記は、
「⇨私が8年も苦しんだ強迫性障害の体験談。ー苦しみ続けた私の日々ー」
こちらの記事をご覧ください。
今回は私の経験のもと、強迫性障害が治らない人の共通点についてお話していきたいと想います。
苦しんでいる自分にしかわからないこの精神的な痛みを早く取り除きたいですよね。自分では改善させようといろいろ試行錯誤していたとしてもそれが正しくなければ、完治させることはできません。
治らない人の共通点を知る事で悪化を防ぐことができます。無駄な苦しみを味わう必要はありませんよ。
完治をそもそも諦めている
強迫性障害を治らないと思っている人が意外にも多いようですね。
治療を続けていて、改善の余地が見えないと
「もう駄目かも・・・」
という気持ちに成ってしまいますよね。しかしこれは十分に治すことは可能なのです。
本当に治るのですか??ではなく、本当に治すのです
まずは気持ちが大事です。強い気持ちは生きる意思です
具体的な克服法を知り、実践する前に「絶対に治すのだ!」と決意してください.
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⇨強迫性障害がドンドンとエスカレートしていませんか?
薬頼りすぎている
強迫性障害を治療する際に薬に頼ってしまいがちですよね。
病院で診察をしてもらうと薬は処方させるので仕方ないと言えば仕方ないのですが、次第に
- 薬の数が減っていくと不安になる
- だんだんと効果が得られなく成ると用量を守らなく成る
- 薬を服用すれば大丈夫だと信じたくなる
といったように「薬」が中心になってきてはいませんか?
用量・用法を守らないと副作用に見舞われることにもなりますし精神的に安定がしなくなってしまいます。
なので薬だけで治療をしようとすることは強迫性障害が治らない原因になってしまうので注意してください。
主に薬物治療ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が用いられます。
SSRIは抗うつ薬の一種で、脳内神経伝達物質のうちセロトニン系のものだけに作用し正常に近い状態に調整します。
この薬を12週間継続使用しても症状が緩和しない場合は、三環系抗うつ薬の塩酸クロミプラミンをあわせて使います。
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SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の種類
- フルボキサミン(商品名:デプロメール、ルボックス)
- パロキセチン(商品名:パキシルCR、パキシル)
- スタシロプラム(商品名:レクサプロ)
- セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)
脳内のセロトニン濃度を高め、不安感の改善させる
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三環系抗うつ薬の種類
- トフラニール(イミプラミン)
- アンプリット(オフェプラミン)
- ノリトレン(ノルトリプリン)
- スルモンチール(トリミプラミン)
- アモキサン(ドスレピン)
- トリプラノール(アミトリプチリン)
あなたも感じているように、薬物治療ではなかなか強迫性障害は治りません。
また副作用もかなりきついと思いますし、薬を見るだけで精神的に辛いと感じることはありませんか?
私は薬を見ているだけで、
「自分の精神はだめなんだ」と思ってしまっていました。
薬物治療で治るなら、みんなとっくに治っています。強迫性障害の患者さんの大半は薬物治療を受けていますが薬物治療が強迫性障害を治す唯一の方法ではないんですよ。
頑張り屋さんで周囲に気を使いがちである
確認行為、不潔恐怖症を治すためには「気にしないこと」も重要です。
しかし、徐々にではなく一気に治そうとするので途中でストレスに耐えきれなく成り苦しい思いをしていませんか?
途中で諦めることは悪いことのように聞こえますが、それは別に悪いことではありません。
確かに継続は非常に大事なのですがいきなり頑張りすぎてしまうとその反動が大きく成ってしまい治療に支障を来してしまうのです。
度合いの強い「行動治療」(ショック療法)はお勧めしませんし、入院して医師の判断のもとそれをやるのであれば良いですが、民間療法でひとりで判断して行う事は絶対に辞めてください。
根本的な原因を考えない
一体いつ、どこで、強迫性障害になってしまったのかを具体的に考える必要が在ります。人によって原因が違うので症状も異なってきます。
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強迫性障害の原因となるもの
- 脳内の神経ネットワークの障害
- ものごとの捉え方や考え方の癖
- 人間関係や自分がいる環境
- 意思の弱さ
その原因と症状を正確に掴まない限りはそれに合わせた解決策知ることも、解決策を実行できません。
なので病院へ行く際はメモなどを持って行くと良いでしょう。時間やそのときの気持ち、どれくらいの頻度で動作確認をしてしまうのか、1日にどれくらい手を洗っているのか?
行動治療の経験はあるのか?について具体的なシチュエーションを記しておくと治療に向き合うことができます。
怖いという感情は脳が発令しています。
なので脳の信号を正確に(過剰の人は鈍感)にしなくてはいくら高額なカウンセリングを受けても薬を服用しても治らないです。
それに本人にきちんと合った治療法ではないと「再発」のリスクが高いのが強迫性障害の特徴でもあります。発症期間が長ければ長いほど治療には時間がかかってしまうことを受け入れなくてはなりません。
では具体的にどうやって治療をして行けば良いのか?
もしあなたが今回の「強迫性障害が治らない人の特徴」に一つでも当てはまっているならば「続き」をご覧ください。
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